倫理法人会発行の機関誌〔職場の教養〕5月号で“心配り”について掲載されています。
"手配り""目くばり""気くばり""心くばり"と昔からこの四くばりが云われていますが、同誌によりますと"心配り"とは「心を配って世話をする」と云う意味とともに、思い煩っている状態の"心配"の二つの意味があると云っています。
"心配"は先が見えない不安からくるもの、相手や状況を信頼できないから、などがあり一方"心配り"は心を尽くして物事を為すことで、未来への明るいイメージを強く思い描くことと云えます。
現在は先の見え難い、不透明な時代で、ともすれば"心配"や"杞憂"が多くなりがちですが、発想を変えてすべてプラス思考で"気くばり"に徹することが大切な時代(とき)なのではないかと考えています。
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