「事、未だ成らず、小心翼々。事、まさに成らんとす、大胆不敵。事、既に成る、油断大敵」
勝海舟の遺した言葉で、大事に当たっての心構えを述べたもので、「実行前には、細心な調査、研究、計画し充分な準備を“小心”と思えるほどに行う。実行に当たっては一切の不安を捨て、一気呵成に行う。そして成就の後は油断せず、緊張感を持続する」というものです。(倫理法人会“今週の倫理”より)
平成18年4月の“社長メッセージ”に私は「悲観的に計画し、楽観的に実行する」と述べましたが、同じような意味の勝海舟の言葉を頂きました。
最近は経済情勢の変化は激しく、めまぐるしく時代が変っていく感がいたしますが、こんな時だからこそ、細心に状勢を把握し、慎重な計画を企て、今までにもまして明るく、そしてダイナミックな行動が必要な“大事”な時なのでは、と思っています。
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